当JA福島地区は25日、りんごのHTS仕立ての指導会を福島市内の畑で行いました。生産者など約70人が出席し、実際にHTS仕立てを施した樹を見ながら仕立て方や利点を学びました。
HTSとは「ハイブリッド・テクニカル・システム」の略称で、根本が丸葉台、中間にわい性台を使用して、品種を接木する苗木です。品質の向上や労力の削減が見込める新しい方法として、現在注目されています。
指導会ではJA営農部の佐藤宏一営農指導員トレーナーが定植した実際の苗木を、年数ごとに紹介しながら特徴や利点を説明しました。出席者も熱心に説明に耳を傾け、時には質問をして理解を深めていました。