NPO法人銀座ミツバチプロジェクトと福島ふるさと体験交流会が20日、福島の風評被害払拭の事業として、福島×銀座×山口日本酒造り交流会事業の田植えイベントを福島市荒井で行いました。関係者約100人が参加し、約15aの水田に酒米「五百万石」の苗を手植えしました。
3年前から続いている同事業は、福島で栽培された酒米を山口県の永山酒造で醸して日本酒を造り、それを全国各地で販売して、福島の復興を後押ししようとするもの。銀座ミツバチプロジェクトが福島と山口の橋渡しをしています。当JAでは毎年、同事業を盛り上げるため菅野孝志組合長と半谷善弘常務が当日の田植えに参加する他、JAの安全安心への取組みを参加者へPRするため、田植え後の交流会に焼肉用和牛5㎏を協賛しています。
今年も、菅野組合長と半谷常務が田植えに参加し、木幡浩福島市長や銀座ミツバチプロジェクトの田中淳夫理事長、永山酒造の永山純一郎社長、地元の中学生などと一緒に田植えを行いました。交流会では菅野組合長が「福島の美味しい牛肉を食べて疲れを吹き飛ばして欲しい。皆さんで植えた酒米が美味しい日本酒になることを楽しみに待ちましょう」と乾杯のあいさつをしました。
今後酒米は9月頃に収穫する予定で、醸した日本酒は「精一杯」と名付けて全国各地で販売されます。