当ＪＡは９月３０日、(株)新ふくしまファームの農場で農業体験型グリーンツーリズム「みらいろアグリ塾」の２回目を開きました。管内の准組合員親子が野菜や果物の収穫体験を通し、農業への関心を高めました。

　同塾は准組合員を対象に風評被害払拭に向けた体験型食農教育の場として、農産物の栽培や収穫体験をする取り組み。全２回の活動を通し、農業への魅力を発見してもらうのが狙い。初回では、人参や大根の種まきを体験しました。

　今回は親子３５人が参加し、ジャガイモやブドウなどの収穫体験を実施。ジャガイモの収穫体験では、ＪＡの担当者が品種や収穫の仕方を説明。参加者の皆さんはスコップで大小様々なジャガイモを掘り起し、コンテナいっぱいに収穫していました。ハート型のジャガイモを収穫した参加者もいました。収穫したジャガイモは茹でて味わいました。

　昼食後には市内の果樹園に移動し、旬を迎えているブドウの収穫体験を行いました。

　参加した親は「普段農業をしていない親子にとってこういう場は貴重。自分で収穫することで、普段何気なく食べている野菜や果物がいつも以上においしく感じた」と話していました。