当JAそうま地区は今年、ブランドかぼちゃ「黄色いハート」の生産拡大に取り組みます。地域農業振興資金を活用し一生産者あたり10aを上限として苗の無償配布を実施。作付面積は昨年度の200%まで広がる見込みです。
JA管内の南相馬市では1998年から「九重栗」という品種のかぼちゃの生産が始まりました。断面がハート型なことから2001年に「黄色いハート」と名付けてブランド化。生産に力を入れています。
今年度は新規栽培者が加わったことで、昨年より生産者が増加し30人になりました。加えて、苗の無料配布により生産面積が昨年度の3.3haから7haに増加する見込みです。
20日には定植指導会を同市原町区の半谷勝彦氏の圃場で行いました。生産者17人が参加し、相双農林事務所の穴澤一技師やカネコ種苗㈱の野口総一郎研究員から圃場準備と定植のタイミングなどについて説明を受けました。
JAの担当者は「来年につながるように指導し、作付面積の拡大と出荷量の増大に努めたい」と述べました。
※写真は20日の指導会の様子です。