当JAは19日、農の達人によるナシ栽培講座を福島市笹木野の畑で開きました。今回は斎藤喜代治さんが「修正摘果のポイントとナシ作りに大切なもの」と題して貯蔵養分の有効活用に必要な作業や満開後90日後の大切さについて説明しました。
講座には生産者約60人が参加しました。斎藤さんは貯蔵養分を無駄に消耗させないように早めに摘花や摘果を行っていることや出荷階級を予測し着果数に反映させるために満開後90日の果実の状態を基準にしていることなど、長年の経験で得た知識を参加者に伝えました。
参加者からは「このまま順調に行くと収量はどれぐらい見込めるのか」「若い予備枝を作るためのコツは?」などの質問が上がり、斎藤さんは丁寧に答えました。