当JAは9日、農の達人による桃の栽培講座を福島市笹木野の畑で開き、生産者約40人が参加しました。今回は福島市松川町で桃を栽培している加藤武夫さんが講師を務め、仕上げ摘果のポイントを説明しました。
加藤さんは山梨県から始まった剪定技術「大藤流」で桃を栽培している生産者です。大藤流は短果枝を多めに残す仕立て方で、摘蕾などが大変な一方、初期収量を上げられるというメリットを持ちます。
講座では「修正摘果で取る分を予測して、仕上げ摘果をして下さい」と呼びかけながら実技を披露。参加者からは「具体的にどういう実を除くのか」「どこから実を取っていくのか」といった質問があがり、加藤さんは丁寧に答えました。