当JA伊達地区わさび生産部会は1日、相馬市のアグリ・コア株式会社を視察。部会員7名とJA担当職員4名が参加し、同社の先進的な栽培技術や取り組みについて理解を深めました。
アグリ・コア社はワサビ生産に参入して5年。かつてはトマトやパプリカを生産していたましたが、冬季の暖房用重油価格の高騰を受け、海産物と相性の良いワサビへ転換した経緯があります。現在は花ワサビ、葉ワサビ、芋を生産・販売します。
栽培面では、土耕栽培用の培土を自作しているのが特徴。微生物を含んだ独自の特殊肥料「メービラス」を使用しており、病害抑制に効果を感じています。品種は「正緑」と「鬼緑」の2種を選定し、数年おきに更新している。正緑の品質は、伊達地区のワサビと似た特性を持っています。
夏季の高温対策にはミストや寒冷紗を活用しているが、それでも株が枯死してしまう課題があるため、夏場は芋の販売に特化しています。
視察したハウスは大型連棟で、イチゴ用のような高設ベンチを活用した設備投資型の手法をとっています。視察した部会員からは同社の担当者に対し、技術的な質問が活発に飛び交いました。
生産部会は、同社の設備はコストの面からそのまま導入することは難しいとしつつも、今回の視察から産地復活の糸口をつかみたいとしています。








