福島市上野寺の果樹農家である石田仁一さん・美智代さん夫妻が昨年度、第５７回福島県農業賞と、第１８回全国果樹技術・経営コンクールの公益財団法人中央果実協会理事長賞を受賞したことを受け、ＪＡなどは２日、受賞祝賀会を福島市のウエディングエルティで開きました。
　石田さん夫妻は農作業における低農薬や省力化、収穫時期が異なる品種の複合経営などを実践しながら、ＪＡなし専門部会など組織のリーダーとして若い世代の育成にも取り組んできたことが評価されました。
祝賀会には関係者１３０人が出席。福島県県北農林事務所の須田博行所長やＪＡの菅野孝志組合長が祝辞を贈り、仁一さんは「地域の仲間と知恵を出し合いながら、今後の農業を考えてきた。今後も活力ある農業のために尽力したい」と謝辞を述べました。