当JA伊達地区きゅうり生産部会は、2025年度のキュウリ販売額が約28億6000万円となり、記録的な高温と水不足に悩まされながらも、過去最高だった前年度と並ぶ好成績を収めました。10日、福島市の摺上亭大鳥で開かれた同部会の栽培出荷反省会で報告されました。
本年度の出荷数量は6884トン、販売単価は417円、販売額は28億6961万円で、いずれも前年度比100%となりました。佐藤清和部会長は「猛暑に見舞われたが、過去最高だった2024年度とほぼ同じ成績を維持できた。見えた課題を来年度までに改善できるよう意見を集めていきたい」とあいさつしました。
本年度のキュウリは、猛暑の影響で草勢の維持が課題となったが、適切なかん水や追肥、遮光資材の設置などにより生育を確保。反省会では、次年度に向けて土壌分析による適切な施肥や土づくりの徹底、ハウス・露地を問わず安定出荷のためのかん水設備の導入が提案されました。
加えて、本年度はタバココナジラミの発生が増加し、それに伴うキュウリ退緑黄化病の発生も確認されました。福島県県北農林事務所は「タバココナジラミは少発生でも油断せず、発病前からの徹底防除が重要」と呼びかけています。
反省会には部会員や市場関係者、関係機関担当者、JA役職員ら約100人が出席。高温対策資材の説明や病害虫対策の徹底も呼びかけられました。市場関係者からは「この暑さの中でも、面積の維持と品質の維持を続けていけば単価を維持できる」と評価の声が上がりました。







