福島県県北農林事務所と当JA東和支店、安達地区地域支援課は12日、二本松市立東和小学校の5年生児童31人を対象に「田んぼの学校」の収穫祭を行いました。
「田んぼの学校」は、食や農業、自然環境の大切さを学ぶ機会を子どもたちに提供する福島県の取り組みで、福島県県北農林事務所が主催しています。児童は国の「つなぐ棚田遺産」に認定されている同市の東和の布沢棚田で5月からもち米「こがねもち」を栽培し、9月に稲刈りを行いました。
収穫祭では、自分たちで育てたもち米を蒸して餅つきに挑戦。児童のサポートをしてきた田んぼの学校や布沢の環境を守る会のメンバー、県北農林事務所やJA職員らと一緒に「よいしょ」の掛け声に合わせて大きな杵で餅をつきました。
出来上がった餅と一緒に、地元産の野菜を持ち寄って作った豚汁も用意。JA東和資材店の阿部道夫店長による米に関する講話も行われ、児童は食と農の大切さを実感しながら味わいました。
田んぼの学校のプログラムを終えた児童は「米づくりの大変さを知ることができた。これからも地域のために頑張っていきたい」と感謝を述べ、お世話になった地域の人たちに手紙を手渡しました。








