11月22日、郡山市の福島県食肉流通センターにて「第58回JAグループ福島肉牛枝肉共励会」が開かれました。今年は県内各地から60頭が出品され、品質の高さを競い合いました。

　最優秀賞には、当ＪＡ管内(株)あぶくまが選ばれました。同社は法人化前を含めて初の最優秀賞受賞となり、関係者一同大きな喜びに包まれました。受賞牛は、枝肉重量622kg、A5等級、BMS（脂肪交雑）No.12、ロース芯面積110㎠、バラ厚10.3㎝という素晴らしい成績を収め、単価4,009円（枝肉金額2,493,598円）で取引されました。審査員を務めた(株)全農ミートフーズの担当は「脂質やモモ肉の抜けが抜群で、優秀賞の2頭と比べても総合力で上回っていた」と高く評価されました。優良賞には、当ＪＡからは上野広行さんと佐藤邦明氏さんが選ばれました。

　また、東京会場でも当ＪＡ管内の鈴木廣直さんが最優秀賞を受賞しており、郡山会場と合わせた総合成績である団体賞を当JAが3年連続で受賞する快挙となりました。