トピックス

東京農業大学生が援農支援

2025.11.26

 当JAは17日から21日までの5日間、東京農業大学の学生35人の農業実習を受け入れました。JAと同学の包括連携協定に基づき2019年から行っており、今年で6回目です。学生が生産現場に出向き農作業の実態を学習するとともに、最盛期を迎えている秋冬野菜、果実の収穫や加工作業の労働力確保を目的としています。JA共済連支援事業を活用しています。

 

 17日に福島市のJA本店で行われた入校式で三津間一八組合長は「体調管理やけがに注意しながら作業に取り組んでほしい」とあいさつ。東京農業大学の高梨子文恵教授は「実際に農作業を体験できる貴重な機会。今回の実習を通して農家さんからたくさんのことを吸収してほしい」と呼びかけました。

 

 福島地区のリンゴ生産者5戸、伊達地区のあんぽ柿生産者4戸など、管内4地区の計12戸が実習を受け入れました。

 

 伊達市のあんぽ柿生産者・佐藤孝一さんの加工場では、東京都出身の長崎千浬さんと山岸大智さんが実習に取り組みました。佐藤さんからの指導を受け、あんぽ柿の原料柿の収穫や皮むきなど加工作業を行いました。

 

 長崎さんは「普段の生活では経験できない作業ができて貴重な機会だった」と振り返りました。生産者の佐藤さんは「毎年学生が来てくれて助かっている。社会勉強の一環にしてくれたらうれしい」と話しました。

 

 最終日には、参加学生が援農支援活動の成果を発表し、受け入れ農家と意見交換を行いました。

 

  

 

  

#東京農業大学  #援農支援  #農業実習  #あんぽ柿  #食料・農業  
Page Top