当JAと日本郵政グループは1日、福島県伊達市で援農支援体験会を開き、郵便局員と同JA職員が県北地方の特産品「あんぽ柿」の原料となる柿の収穫作業を行いました。今回の取り組みは、日本郵政グループと同JAにとって初の試みとなります。
今回の取組みは、同JA福島地区と伊達地区にある職業紹介所へ登録し、各農家へ副業として作業支援するにあたり、現在繁忙期の柿作業を体験してもらうこと、そして今回の経験により副業に取り組みやすくなることを目的に開かれました。
日本郵政は、本年度から職員の副業を解禁。地域貢献の一環として、希望する郵便局員がJA職業紹介所に登録して農家の作業支援に取り組んでいます。
体験会には、県北地方の郵便局員やJA職員24人が参加。参加者は4グループに分かれ、三脚を使って丁寧に柿を収穫しました。同JAでは、深刻化する地域農業の担い手不足を補うため、副業による援農支援の輪を広げたい考えで、日本郵政との連携が実現しました。
参加した郵便局員は「普段の業務とは違う体験で新鮮だった。地域の農業に貢献していきたい」と話しました。
同JAは今後も、日本郵政グループと連携し、持続可能な地域農業の実現を目指す方針。今後は、今回の経験を活かして、農家の元で実作業に従事する人材が増えることを目指しています。







