当JAそうま地区では、管内の生産者の春先の農業所得の確保を目指しています。
同地区では震災後、南相馬市のJA小高園芸団地を拠点として夏秋キュウリの生産を拡大。2023年の団地整備後、収量を約5倍に伸ばしています。一方で、春先に収入を確保できる品目がないことが課題でした。
同地区はこの課題に対し、ソラマメとスナップエンドウの生産拡大に取り組みます。小高園芸団地では管内で先立って、2年前からキュウリの後作にスナップエンドウの栽培を行っています。ソラマメは市場のニーズが高い品目で、以前は同地区管内でも県内有数の作付面積を誇っていましたが、生産者の高齢化に伴い販売量が減少しています。スナップエンドウも同JA管内で春先の有望な園芸品目として作付けが多いです。
9日、南相馬市で来春の出荷に向けた栽培指導会を開きました。JAや相双農林事務所、種苗店の担当者が生産予定者に販売情勢や栽培管理について説明しました。








