当JA職員への連絡効率化を目的に、スマートフォンアプリ「JAコネクト」を活用した一斉送信システムを安達地区で8月下旬から試験導入しました。
同JA管内はキュウリの日本一の産地。収穫期の出荷ピークには、JA職員も共選作業の応援に入ります。従来は、当日の出荷状況を見ながら応援職員を要請し、職員へパソコン上の掲示板で連絡。その為、離席や不在中には当番の有無が確認できず、一度事務所に戻り通知確認等を行わなければならなかった。また、休日対応では所属長が1人1人に電話するなど、発信担当者の負担が大きかった。新システムでは、当日の応援職員のリストを作成し、指定されたメッセージの送信まで、ボタン操作で簡単に行うことが出来、尚且つ即座に対象者のスマートフォンへと連絡が届く為、連絡の漏れが無くなりました。現場担当者からは「手間が省け、情報伝達がスムーズになった」と話し好評です。
「JAコネクト」を活用した一斉送信システムは、DX推進課が同地区からの提案を受け、仕組みを考案し具現化した形です。JA職員が生成AIを活用し内製し、約1ヵ月で実用可能環境を構築しました。構築には導入や運営のコスト圧縮を図りました。
当JADX推進課の担当者は「今後もJAコネクトを活用した業務連絡の活用を充実させる試みを実現していきたい」と話しました。