当JAの農産物直売所「ここら」は28日、25周年を迎えました。
農産物直売所は、組合員や女性組織の「得意なものをつくって自由に売りたい」という声をきっかけに、出荷会員が主体となって2000年に開設。2009年には公募により愛称を「ここら」に命名し、福島地区管内で現在まで6店舗に展開してきた。24年度の売上高は18憶円を超えます。
27日、福島市のここら矢野目店で記念式典を開きました。三津間一八組合長は「25年間、東日本大震災やコロナ禍など困難なことも多くあったが、お客様や会員の皆様のご支援により乗り越えてきた。これからも地域に愛される直売所を目指していく」と感謝を述べた。福島地区農産物直売会の斎藤博実会長は「お客様に喜んでもらえるよう安全・安心な農産物を提供していきたい」と話した。式典の最後には、三津間組合長や来場者らがくす玉を割って25周年を祝いました。
式典終了後、祝賀会を開催しました。直売所に出品する生産者から販売品の品質や出荷額、直売所への貢献が高く評価された功労者・優績者を表彰した。功労賞を受賞した中村要さんは「これからもお客様に喜ばれる美味しい農産物を作り続けてほしい」と生産者を激励した。
記念公演では、日本協同組合連携機構の加藤美紀研究員が「直売所25年の歩みを未来へつなぐ」と題し講話を行いました。