当JA伊達地区いちご生産部会は24日、伊達市のロイヤルホテルほていやで栽培出荷反省検討会を開きました。2025年度の販売高は、昨年並みの約5億230万円となりました。
本年度の同地区産イチゴは、夏場の高温の影響を受け、花芽分化及び定植が遅れたことで、出荷開始が平年より遅れたが、その後は順調に生育し、昨年並みの出荷となりました。
県オリジナル新品種「ゆうやけベリー」は、栽培技術の向上や栽培面積の拡大により、昨年の倍以上となる約5207万円の販売実績となりました。
反省会には、市場関係者や部会員、福島県県北農林事務所、JA役職員ら約50人が出席。市場関係者からは「ゆうやけベリーの栽培技術向上により食味が各段に上がった。とちおとめの面積を維持しつつ、ゆうやけベリーの面積を拡大してほしい」と声が上がりました。
須田紀之部会長は「販売高5億円を維持している。協力して不安要素を取り除き、より活発な部会にしよう」と呼びかけました。