当ＪＡ福島地区本部は１９日、福島市のＪＡ福島南支店で第２回「アグリカレッジ防災コース」を開きました。

　同コースは、地域農業者が自然災害が起きた際に自らの命を守り周囲と助け合えるよう、防災に関する知識を身につけてもらおうと今年度から開講しました。

　第２回のテーマは「災害時の応急手当・役立つ技術での講習」。講師に日本赤十字社福島県支部の戸田真由さんとボランティアの荒木淳子さんを招きました。参加者１２人が身近にあるものを使った止血方法などを学びました。講座の最後には、新聞紙で作れるスリッパを製作。実際に履いて実用性を確認しました。

　参加者は「手軽にできるものばかりでとても役に立つ」と感想を話しました。