あだち支援学校高等部の生徒11人は23日、本宮市のあだち支援農場でサツマイモの定植を行いました。
同校は今年の4月に開校したばかりで、生徒が農業に対する関心を高め作業意欲の向上を図ることや職業や家庭の生活に必要な能力を身につけることを目指しています。授業の一環として当JA安達地区が農福連携事業に参加するのは初めてです。
当日は先生・生徒・JA職員含め30人が参加。当JA安達地区営農企画課の安斎弥寿裕さんが苗の植え方について指導しました。
生徒は木の棒で長さを測りながらマルチに穴を開け、「紅はるか」の苗を1本ずつ丁寧に植えました。参加した生徒は「上手く苗を植えられてうれしい」「美味しいサツマイモが育つように頑張りたい」と感想を語りました。安斎さんは「これからもサツマイモの成長を見守ってお世話をしてほしい」と話しました。
生徒らは今後もサツマイモの成長に合わせ一連の作業に取り組み、10月には収穫する予定です。