当JAそうま地区本部と福島県相双農林事務所は15日に相馬市、16日に南相馬市の園地で梨の摘果指導会を開きました。
指導会には生産者約40人が参加。相双農林事務所農業振興普及部の鈴木健斗技師が生育状況や栽培管理、病害虫防除などについて説明しました。
梨の予備摘果は満開後30日頃まで、仕上げ摘果は50~60日頃までを目安に行います。そうま地区管内では、今年度は昨年度より2日程度遅れて満開を迎えています。
鈴木技師は摘果のコツについて解説。仕上げ摘果では最終的に実らせる量の10~20%増程度に着果量を制限するよう指導しました。
また、管内で病害の発生が平年よりやや多く、今後の天候次第で増加する可能性があることから、気象状況や生育状況に応じて計画的な防除をするよう呼びかけました。