伊達市は市内の小学5年生を対象に通学合宿体験事業を展開しています。同取り組みは、児童に2泊3日の合宿を行い衣食住の日常生活を共同で送る機会を提供し、自立心や自主性を育てることを目指します。
当JA伊達地区本部は14日、伊達市の簡易宿泊所「とまっぺ」で体験に参加する伊達市立伊達小学校の児童へ出前講座を開きました。出前講座は全14回を予定しており、今回が第1回目です。
JAは力を入れている取り組みの一つ「食農教育」に活用しようと教材を作成。当日はJAバンクの「農業とわたしたちのくらし」や当JAオリジナルの「おいしさ発見!福島まるごと本」を使用し、農産物クイズや当JAの紹介、管内の特産品やSDGsについて説明しました。夕食のデザートに出る「イチゴ」に関するクイズでは児童らが楽しそうに答えを発表していました。
出前講座を受講した児童は「SDGsについて学んでみて、特に食べ物を残さないようにしていきたいと思った」と学びを振り返りました。
JAは今後も教材を活用し食農教育を展開していきます。