当JA伊達地区本部は8日、伊達市のJA伊達地区本部で「食農せんせい」委嘱状交付式を開きました。今年度は地域支援係や営農指導員、新入職員ら35人を選任しました。
「食農せんせい」は食や農、おかねの分野において専門知識を持つ職員を同JA伊達地区本部の認定講師として任命するものです。
2025年度は伊達地区管内の16の小中学校で23回にわたり授業を展開。地場産品を使った料理教室や農業体験などを実施します。
交付式では伊達地区本部の高橋弘本部長が本店企画推進課の菅野真由さんに委嘱状を手渡しました。また、「食農せんせい」の指導を担当する「食農トレーナー」には伊達地区営農経済課の清野公弘職員を選任しました。
式典後には須田淳一常務が食育食農教育に取り組む意義について講和を行いました。
須田常務は「変化する時代の中で食と農の大切さを次世代の子どもたちに伝えていくことは重要。様々な情報に耳を傾けながら日本の農業の大切さを伝えてほしい」と話しました。
「食農せんせい」は事前研修会を経て7月から授業を実施します。