当JA伊達地区本部は8日、伊達市の伊達・ひかり認定こども園で「おこめっこ大作戦!」と題し、食農学習を開きました。
伊達市霊山町の神愛幼稚園の園児も加わり年長組約20人が参加。バケツ稲の芽出し作業の体験をしました。
伊達地区では子どもたちに「食」と「農」の大切さを伝える食農教育の一環として幼稚園や小学校と連携しています。伊達地区管内でバケツ稲を使った食農教育を行うのは今回が初めてです。
JA伊達地区本部地域支援課の佐藤杏美職員は、紙芝居を使い園児たちに問いかけながらコメの育て方について説明しました。
園児らは自分の名前が書かれたプラスチックケースの中に丁寧に種を入れ、水に浸すと興味津々に観察しました。
佐藤職員は「お米が起き上がるまではだいたい4日。毎日お水をあげて角が出るまで観察してみて」と話しました。
種の殻をむいてみると園児は「お米のにおいがする」と驚きを見せました。
「おこめっこ大作戦!」は全8回を予定。秋には園児らが育てたコメでおにぎりづくりを行います。