当JAの2025年度キュウリ機械共選が8日、伊達市保原町の東部広域共選場で始まりました。本年度の機械共選出荷数は、昨年度の4428㌧並みの4345㌧を計画。5月下旬頃から本格出荷を迎えます。
作業員が、機械で判別できない傷や着色を目で確認し、センサーで形と大きさを選別。6等階級に選別されたキュウリを手作業で一本一本丁寧に箱に並べました。初日は94箱(1箱5㌔)を出荷しました。
同市保原町では、今年だけでキュウリの新規栽培者が3人増加。機械共選利用による生産者の労力軽減から、キュウリの栽培面積が着実に増加しており、今後の伸びに期待されています。
機械共選の利用者は毎年増加し、JA伊達地区管内で本年度の利用率は7割以上になる見込み。同共選場では今年度から、共選機械を1系列増加し、自動で箱に鮮度パックを広げるオートポリセッターを新たに導入しています。
同市の霊山共選場は16日から、梁川共選場は6月2日からキュウリの機械共選が順次始まります。11月まで稼働する予定です。