当JA福島地区りんご専門部会は7日、福島市で予備摘果の現地検討会を開きました。同専門部会各支部代表者ら約50人が参加し、今後の作業を協議。協議内容を今後開催する各支部の指導会で周知します。
管内の品種「ふじ」が4月20日、「つがる」が4月21日に開花始め、平年より5日遅く、満開は「ふじ」が4月25日、「つがる」が4月24日で同5日早い。
検討会では県北農林事務所農業振興普及部の渡辺善仁技師が気象経過や発育状況、摘果時期の目安、病害虫についてなどを説明しました。JA飯坂営農センターの佐藤健児さんが予備摘果について指導しました。佐藤さんは「開花時期のばらつきがあるが、凍霜被害はない。今ある果実を大切に予備摘果や仕上げ摘果をして良い果実を作ろう」と呼びかけました。
同部会の佐藤宏一部会長は「風が強い日が続いている。注意してよく木を観察するように指導会でも呼びかけていこう」と話しました。