当JAそうま地区本部と福島県は1日、南相馬市小高区と原町区で5月下旬から6月中旬に収穫するタマネギの巡回指導会を開きました。
南相馬市では、東日本大震災後から農地復興を目指しタマネギの産地化に取り組んでいます。
小高区では5カ所を巡回指導。相双農林事務所農業振興普及部の穴澤一さんが生育状況や今後の栽培管理、病害虫対策などについて説明しました。
今年度は冬の時期に雨が少なかったものの、その後は日差しも雨もあり生育は順調。出荷量は昨年を大幅に上回る見込みです。梅雨の対策には注意が必要で、天気予報を見ながら作業するように呼びかけています。
指導会の参加者は「病害虫に注意しながら防除をやっていきたい」と話しました。