当JA福島地区管内では桃の開花が一斉に進み、生産者らが桃の管理作業に追われています。
摘花は枝に付いたつぼみを摘み取っていき、実る果実を減らすことで、残った実に十分栄養がいきわたり大玉の桃を収穫することができます。
同地区で、暁星やあかつき、まどか、川中島など40㌃を栽培している同地区のもも専門部会副部会長の渡辺哲哉さん(55)の園地では、花粉交配と摘花作業を進めています。渡辺副部会長は「気候が寒い日が続いたが、早生種から晩生種まで満開を迎え順調に生育している。今後霜が心配だが注意して作業に当たる。収穫が楽しみだ」と話しました。
今後同部会では、予備摘果、仕上げ摘果など指導会を開き部会全体で高品質な桃を収穫できるよう栽培管理を徹底していきます。
JA管内の主力品種「あかつき」は満開日から105日程度で収穫を迎えます。本年度は7月22日頃から収穫が始まる見込みです。