当JA福島地区管内で梨の摘蕾作業が始まりました。今年の梨の生育は、気温が高く推移しているため開花が例年より前進する見込みです。「幸水」の発芽は3月28日で気温が高く推移すると開花予測は4月15日頃。
2日から4日の3日間、摘蕾指導会と新規栽培者向けの研修会を管内11会場で開き100人が参加した。JAの指導係が生育状況や摘蕾の方法・防霜対策などについて説明しました。
摘蕾は、授粉や摘果の手間を少なくする。また貯蔵養分の浪費を防ぐことで、効率的に養分の分配が行われ、樹勢が良くなり、大玉高品質な果実生産につながります。摘蕾の時期は、発芽してから10日前後頃から、蕾の上部を指で軽く押さえ花の軸を折って行います。
JA担当者は「貯蔵養分の浪費を防ぎ、今後の管理作業効率をあげるために行ってほしい」と話しました。