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令和6年度あんぽ柿生産・販売検討並びに次年度対策会議

2025.03.12

 当JA伊達地区あんぽ柿生産部会の2024年度の出荷数量は、2月末で前年度対比97%の約725㌧、販売高は同102%の約12億5285万円、1㌔当たりの単価は同106%の1726円となりました。

 本年度の生育は、夏期に降水量が少なく土壌が乾燥していたところに、8月下旬で降雨があったことで果実が軟化。8月下旬以降に生理落果が多発したが、収穫時期である11月の天候は安定していたことからスムーズに作業が進み、「平核無」、「蜂屋」ともに一果重が大きく、糖度や着果量ともに高品質な果実となりました。

 同生産部会は11日、24年度あんぽ柿生産・販売検討並びに次年度対策会議を桑折町のJA桑折支店で開きました。部会員や行政機関の関係者、市場関係者、JA全農福島、JA役職員など約80人が参加。24年度の販売経過や実績の確認、次年度に向けた対策などを話し合いました。

 佐藤誠部会長は「人手不足や高齢化が進んでいる。10年後のあんぽ柿生産を見据えて協議していきたい」とあいさつしました。

 数又清市組合長は「東日本大震災から14年が経つが、あんぽ柿の全量非破壊検査が続いている。検査が解除となる近い将来を見据えての販売戦略が必要だ」と話しました。

  

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