当JA管内で桃の摘蕾作業が始まりました。摘蕾は、貯蓄養分の浪費を防ぎ、残った花の結実力を高めることが目的。花粉のある品種では、花芽の70%ほどを除去する目安で摘蕾する。摘蕾は発芽前までに終了できるよう実施し、終わらない場合は開花期まで行う。作業が遅れると初期の生育に影響があるため注意が必要です。
福島地区は10日、新規栽培者向け桃摘蕾指導会を福島市の園地で開き、就農3年以下の23人が参加。飯坂営農センターの藤山雄斗係長が生育状況や、摘蕾作業の説明、防除について指導しました。
同地区では、近年新規就農者が増えていることから初めて同指導会を開催。新規就農者の技術向上を図ります。
藤山係長は「桃の収穫は一年に一度なので毎年の経験の積み重ねが大事。テーマを持って作業することで、次年度につながるような経験が出来る。これからも新規就農者のフォローをする機会を設けたいと思いますので是非ご参加ください」と呼び掛けました。