当JAは、新たに新規就農者等次世代農業者組織「アグリードみらい」を設立。農業者の高齢化や後継者不足が課題となる中、次世代を担う若手農業者に相互交流の場や、農業経営、税務などを学べる機会を提供し、農業への意欲と地域への定着を図ります。
入会対象は就農から5年未満の新規就農者、親元就農者、定年帰農者の組合員および研修生などの就農予定者。JAや行政が行うサポート体制の説明会を開くほか、研修会や交流会、先輩農家への視察研修などを計画しています。
27日、福島市のウェディングエルティで開かれた設立総会には、会員や来賓ら約70人が出席しました。現在の会員数は約50人。管内の入会可能な新規就農者は270人程おり、JAは入会を呼びかけています。
数又清市組合長は「農業は福島に欠かせない生命産業。農友との絆を築いてほしい」とあいさつ。アグリードみらい会長に就任した桑折町で就農3年目の桃農家菅野亮一さん(34)は「産地を形成してくれた先輩農家に一日でも早く認めてもらえるよう、会員一同精進していきたい」と意気込みました。