当JAは17日、福島市で農の達人・指導会研修農場活動反省会を開きました。生産者やJA関係者ら25人が出席しました。
JAは、農業者の所得向上を目的に、長年の経験と豊富な知識や技術を有する地域の中核農家、職員OBを「作物別営農技術員(農の達人)」として委嘱。また、新規就農者支援や営農指導員の資質向上研修に携わる受入農家を「指導会研修農場」と位置付けることで専門的技術習得を支援しています。
2024年度は農の達人を17人、指導会研修農場を9人選定。活動報告として、指導会や指導会研修農場など合計84回活動し、管内農業者の技術レベルアップを図りました。
農の達人は「新規就農者への対応については、県とJA、農業者などが連携をとっていかなければならない。指導においては植物の生理生態を理解することが必要」など活動反省を語りました。
JAは25年度、農の達人と指導会研修農場を合わせて2名増員して28人にし、営農指導体制を強化する予定です。