当JA福島地区りんご専門部会は4日、2024年度リンゴ栽培販売反省会を福島市のウエディングエルティで開きました。関係機関や取引市場、部会員、JA役職員ら34人が出席。りんご専門部会の佐藤宏一部会長は「今後も異常気象に対応できる栽培管理や品種の更新を進め、高品質なリンゴを栽培していこう」とあいさつしました。
JA担当者が栽培反省と次年度対策、販売経過、出荷実績などを報告。部会取り組みとして、葉摘みをしない生産方法の「葉採らずふじ」に取り組んでいます。「葉採らずふじ」は温暖気候でもレギュラー品と比べて、着色が良く、収穫まで養分を作る葉が残るため糖度が高い。高単価で販売でき、葉摘みの必要がないため省力化につながる事から積極的に取り入れました。次年度以降の取り組みとして「ふじ」の優良系や「ふじ」以外の晩生種を検討していくことを協議しました。
その後、市場関係者からは各品種安定した数量・品質での出荷など要望がありました。