当JA安達地区では、2024年12月末時点できゅうりの販売額が過去最高となる15億500万円を記録し、昨年度対比120%となりました。販売単価が1kgあたり平均で424円となり、昨年度より74円上昇したことが要因です。
24年度はJA全体できゅうりの販売金額が過去最高の52億円を突破。夏場の猛暑や長雨などの影響により、他産地による出荷量が減少したことに加え、機械共選の整備拡充により安定した品質と数量の確保ができました。
また、24年度の同地区のきゅうり新規栽培者は12人増加。栽培者は224人となりました。機械共選場の利用者数は132人で販売金額の65%は機械共選場利用者が占めています。
4日、JA安達地区きゅうり専門部会は二本松市のラポートあだちで15億円達成祝賀会を開き、行政関係者や市場関係者、JA役職員など約70人が出席しました。同部会の星光部会長は「部会員の皆さまには異常気象の中、熱量を持ってキュウリ栽培に尽力していただいた。今後も積極的な部会の活動を推進していきたい」とあいさつしました。同地区では、来年度以降も生産者や行政、市場関係者と連携してきゅうり栽培と販売の強化を目指します。