ＪＡ全農福島は２１日、令和６年度のキュウリ販売金額が１００億円を突破したことを報告するために、内堀雅雄県知事を表敬訪問しました。訪問には、全農福島野菜振興委員会やきゅうり専門部会らが参加しました。

夏秋キュウリは、全国でも日本一の生産量を誇る福島県の夏秋時期を代表する野菜。高齢化や異常気象により全国的に生産量の維持が課題とされている中、福島県ではギガ団地構想と連携した福島県支援事業を活用し、生産量の維持に取り組んできました。

　令和６年度は全国的に生産量が減少し、例年と比べ高値傾向が続くなか、福島県は他県と比べ生産量を維持することができ、販売先からの評価と期待が高まった結果、平成５年度（大冷害の年）以来３１年振りに販売額「１００億円」という大台を超える金額となりました。

　ＪＡ全農福島　運営委員会　管野会長からは、内堀県知事に対し、１００億円を突破した背景の報告と、福島県の支援事業に対する感謝の意が述べられました。これに対し内堀知事からは「夏秋きゅうりの産地といえば福島という日本一のプライドを持って引き続き頑張ってほしい」との激励がありました。