当JAそうま地区本部は29日、南相馬市立石神第二小学校5年生25人を対象に食農教育として米の食べ比べとみそ汁づくりを行いました。同地区では、管内の幼稚園や小学校と連携して食農教育に取り組みます。農業体験や地元の農畜産物を使用した料理教室などを行うことで、地元農畜産物に対する知識を身に付けます。
教室で使用したのは東北地区の米「天のつぶ」、「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」、「あきたこまち」、「つや姫」、「青天の霹靂」の6品種。米の炊飯は鍋から行い、各班で1品種を担当しました。みそ汁は煮干しから丁寧に出汁を取る工程を学びました。
米の試食では、児童らが品種ごとの特徴を学んだ上で、米を食べ比べして品種当てクイズを行いました。米を試食した児童は「もちもちしていておいしい。でも、どれがどの品種か全然わからない」と頭を悩ませました。