当JA伊達地区本部は7日、伊達市の柿の圃場(ほじょう)で若手営農指導員向けに柿の剪定(せんてい)講習会を開きました。経験年数5年以下の指導員の資質向上を目的として9人が参加。指導員らで蜂屋柿の剪定を行いました。
圃場主でJAが委嘱する「農の達人」の宍戸里司さんと同JA営農経済課の佐藤悠左営農指導員トレーナーが講師を務めました。
2024年度の蜂屋柿の生育は、発芽時期は平年並みであったが、高温の影響で開花が平年より13日早く、収穫開始は生理落下期間が長くなったことから11日遅くなりました。講習会では、次年度の生育を予測して計画的な剪定を行う大切さを伝えました。
佐藤トレーナーは、剪定の基本や農家指導のポイントを説明し「良い品質の柿を生産するため、ポイントを学び今後の指導を行ってほしい」と呼びかけました。
宍戸さんは「太陽の光や防除が柿の木全体に入るように考えて剪定をしよう」と話しました。