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庭坂小学校児童が育てた米 子ども食堂に寄贈

2025.01.28

 福島市立庭坂小学校は27日、初めて児童や地域の方で育てた米を地元の子ども食堂2カ所に寄贈しました。同小学校では、毎年「ふるさと学習」として地域の方を先生となってもらうことで、農業や地域社会への理解を深める学習を行っています。活動は今年で5年目を迎え、地元の生産者で当JAの組合員も活動に協力しています。

 

 5年生を対象としている米の勉強では、例年はもち米を栽培していますが、今年は米「コシヒカリ」の栽培として田植えから脱穀までを体験。700㌔を収穫し、子ども食堂への寄贈の他、家庭科の授業での活用や自宅に持ち帰り収穫した米を楽しみました。

 

 贈呈式には、子ども食堂「ゆきうさぎ広場」を運営する特定非営利活動法人「シェア・ラブ・チャリティーの会」の菅野良二理事長と「みんなの孫子老(まごころ)食堂」を運営するNPO法人まごころサービス福島センターの須田弘子理事長が出席し、児童から目録を受け取りました。

 

 寄贈した児童は「地域の方々と一緒に手がけたお米なので、多くの方に楽しく笑顔で食べてほしい」と話しました。須田理事長は「いただいたお米を見ると皆さんの努力が目に浮かぶ。皆さんの気持ちを伝えて大切に活用していきたい」と話しました。

 

   

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