当JAが福島市の東部野菜集荷所に新設を進めていたJA東部キュウリ共選施設が完成し22日、施設の引き渡しを受けた。管内初の鮮度保持装置を備え、3月18日には竣工式を行って4月2日に本格稼働する予定です。夏秋キュウリ販売高日本一を誇り、昨年は「ふくしま夏秋きゅうりの日」を制定したJAのキュウリ出荷体制がさらに強化されす。
同施設は新規栽培者増加に伴う面積の拡大により、年々増加しているキュウリ機械共選利用者に対応し、共選時間の長期化を解消する取り組みの一環。鮮度保持装置は近赤外線照射や鮮度保持パックを導入したことによりでキュウリの鮮度を5日程度長く維持することが見込まれる。施設の稼働で1日最大約1500箱(1箱5㌔)の出荷が可能になります。
引渡式には数又清市組合長やJA役員、JA全農福島の関係者ら15人が参加した。数又組合長は「機械共選は生産拡大のために必要不可欠。新鮮なキュウリを届けるため鮮度保持装置を活用していきたい」と話しました。