当JA福島地区は22日、りんごのHTS型剪定講習会を開きました。同JAではHTS型苗木の普及に力を入れており、同講習会を毎年開いています。
HTSとは「ハイブリッド・テクニカル・システム」。根元に丸葉台、中間にわい性台を使用して品種を接ぎ木する苗木。凍害や湿害に強く、省力化・収益性向上を図ることができる。低コストで高品質のりんご栽培のためJAでは栽培者らに推進しています。
講習会には栽培者やJA職員ら80人が参加しました。
同地区りんご専門部会佐藤宏一部会長が講師を務め、リンゴの若木から成木の年代ごとに生育を確認しながら剪定を実演しました。佐藤部会長は「若木は主幹を太らすことが重要。天候が変わってきている高品質なリンゴ栽培に向けて準備していこう」と呼びかけました。