当JA女性部相馬総合支部は14日、JAそうま地区本部に稲穂飾りを贈呈しました。稲穂飾りは、今年の豊作を願い紅白餅や恵比寿様、大黒様など縁起の良い煎餅などを木の枝に飾り付ける相馬地方に古くから伝わる伝統文化です。
同支部では、毎年五穀豊穣や災害なく今年一年健康で過ごせるよう願いを込めて制作しており、稲穂飾りで使用する紅白もちは部員が毎年手作りしています。今回はミズキの木を使って稲穂飾りを制作しました。
稲穂飾りを受け取ったJAそうま地区本部の渡辺弘之本部長は「このような伝統行事は年々少なくなってきている。ぜひとも今後も長く続けていただきたい」と感謝の言葉を述べました。制作した稲穂飾りは相馬市内のJA事業所や社会福祉協議会にも贈呈しました。