当JA管内では、春の味覚で山菜の王様「タラの芽」の出荷が始まりました。タラの芽を生産しているJA安達地区やさい部岩代支部タラの芽生産部会では、今年度1tの出荷を目指しています。
タラの芽の栽培を始めて17年目となる同部会の山崎清典部会長のハウスでは、1月上旬から収穫が始まりました。今年度は、夏場の良天候とこまめな除草作業が功を奏し、タラの原木の生育が良く、タラの芽も大きく生育しています。
山崎部会長は、約50aの圃場でタラの原木を栽培しています。11月下旬から原木の刈り取りが始まり、10度から18度に温度管理したハウス内で伏せ込みして約1カ月生育し収穫します。山崎部会長は「タラの芽はほろ苦さが特徴。多くの方にタラの芽を食べていただき、一足早く春の訪れを感じてほしい」と話します。タラの芽の収穫は4月下旬頃まで続く見込みです。