当JAそうま地区は21日、南相馬市鹿島区の旧上真野支店に未来館かみまの「みんなの食堂」をオープンしました。同地区初となった同食堂は、子どもたちや地域の方々の居場所作りと、国消国産、米の普及拡大を広めるため、地元の旬の食材を使用し低価格で安心安全な食事の提供に努めます。
オープン式典で濱田賢次専務は「そうま地区では初の試み地域の皆様の寄り添いの場として運営していきたい」とあいさつしました。
同日は「野菜たっぷり特製カレー」「栄養満点コンソメスープ」「旬の果物ヨーグルトかけ」を提供。地域住民や同食堂のボランティアスタッフなど140人が参加。来店した親子は野菜たっぷりのカレーやスープなどを残さずきれいに食べ「美味しかった。次回もたのしみ」と笑顔で話しました。同食堂では、フードロス削減の観点から食べ残しが出ない工夫と、お年寄りから小さな子供まで楽しく食べられる優しい味付けを意識したメニューを作成します。
食堂は中学生以下無料、大人300円で提供。次回は2月15日に開催予定です。