当JA福島地区管内の福島市立子山地域で、凍み豆腐が作業のピークを迎えています。ピークは3月まで続き、県内はじめ県外にも出荷する予定です。
同地区では、冬になると吾妻山から吹き降ろす冷たい風を生かし凍み豆腐をつくる。凍らせた豆腐4枚をわらで連なるように編み、1週間ほど天日で乾燥させると出来上がります。
清水食品(有)では9日、従業員が手作業で凍み豆腐を編んだり干したりする作業に追われています。今年は雨や暑さの影響などで天候が不安定だったものの、作業が例年通りすすみ出荷開始となり出来栄えも良好です。
約50年凍み豆腐を作り続けている髙根正武社長は「ようやく冬の気候になってきた。材料が高騰してきたが、立子山の凍み豆腐を待っている消費者の皆さんのために造り続ける。ぜひ味わってほしい」と話しました。清水食品は3月中旬まで編む作業を行い、3月末までに干す作業と仕上げ作業を行う予定です。