当JAそうま地区本部は11日、JA原町支店で金融防犯訓練を行いました。JAでは、支店で金融防犯訓練を行うことで緊急時の対応の確認や心構えを身に付け、日頃からの防犯意識を高める取り組みを行っています。
訓練は㈶日本防災通信協会や南相馬警察署の指導の下行いました。訓練では、同署の警察官が強盗役となり、刃物を所持してJA職員に現金を要求する想定で行いました。
訓練に臨んだJA職員は非常時に行う行動を考え、警察への通報や犯人の足跡の保存、カラーボールの投げ付け、人質のケアなどを行いました。駆け付けた警察官には犯人の特徴や車の車種、ナンバーなどを伝えました。
同協会福島県支部の阿部栄統括支部長は「防犯訓練はお金を取られないようにするためではなく、JA職員やお客さまの安全を確保するために行っている。有事の際にも訓練と同様の行動をとって身の安全を確保してほしい」と総括しました。JAでは今後も定期的に訓練を行い、緊急時の備えに努めていきます。