当JAそうま地区本部管内では、冬の味覚である秋冬ネギの出荷が最盛期を迎えています。今年度JAでは通年で592tのネギ出荷を計画。このうち330tが同地区での出荷を計画しています。同地区の秋冬ネギは白根が長くて甘みがあるのが特長。土寄せを3回行って育てており、出荷時には白根の長さが30cmとなるよう調整しています。
10日、出荷の最盛期に合わせて相馬市のJA野菜集荷場でネギの共選が始まりました。作業員3人が皮むき機の大きな音から耳を守るためにヘッドホンを着用してネギの皮むき、選別、箱詰めを行います。選別では5つの出荷規格に分けて丁寧に箱詰めしました。初日は39箱(1箱5kg)を出荷しました。
JAの担当者は「10月は長雨が続いて生育が心配だったが、その後天気が回復して無事に良いネギが出荷できた」と安堵しました。同地区の秋冬ネギは2月下旬頃まで出荷が続く見込みです。