当JAは4日、国見町のJA国見支店で金融機関を狙った強盗事件の防犯模擬訓練を行いました。緊急時の対応を確認し、防犯意識向上を図りました。
訓練は福島北警察署桑折分庁舎や桑折地区金融防犯協会の指導を受けて行いました。同署の警察官が強盗犯に扮し、同店で現金を要求するという設定。刃物を持った犯人が入店し、窓口の女性職員に「金を出せ」と脅迫しました。
JA職員らは緊迫した雰囲気の中、非常通報ボタンを押すなど、非常時に決められている行動をとりました。支店長らは、駆け付けた警察官に犯人の容姿や逃走経路、被害状況などを伝えました。
訓練後の講評で防犯協会の神藤厚協会長は「どんな規模の店舗でも被害に遭う可能性がある。防犯を意識して日々の業務に取り組んでほしい」と呼び掛けました。