当ＪＡは２９日、福島市のホテル福島グリーンパレスで第１０回福島地区管内市町長との意見交換会を開きました。福島市の木幡浩市長や川俣町藤原一二町長、ＪＡ役職員など１３人が参加しました。

　ＪＡの数又清市組合長は「トップセールスなど支援のおかげで桃の販売高が過去最高８１億円を超え、夏秋キュウリも過去最高５２億円と昨年を大きく上回る実績。農作物の価格形成や後継者不足など、多くの課題を協議して解決に向けていきたい」とあいさつしました。

　福島地区農業生産振興の振り返りや２０２４年１０月までの農畜産物出荷販売高実績を報告し、同地区の桃、キュウリ、米穀の実績や生育状況などを振り返りました。

　意見交換では、農業生産振興策、ＪＡで取り組む新規就農者「のれん分け方式」の取組状況や、２４年産米集荷・格付け状況、市町と連携した食農教育事業の取り組みについて説明しました。

　木幡市長は「農業者は高齢化等により減少している。持続可能な農業の実現に向け新しい視点で取り組んでいきたい」と藤原町長は「将来を見据え高収益な農業を展開していきたい」と話しました。