当JA安達地区管内では、特産の長芋の出荷が始まりました。長芋を生産する白沢長芋生産組合では、今年度9tの出荷を計画しています。同組合が生産する長芋は、旨味と甘みが凝縮しているのが特長。今後、消費者にも長芋のおいしさが伝わりやすいよう、JAや行政と連携して旨味の数値化を模索しています。
長芋を大きく形よく栽培するためには、日光と適度な水分がとても重要です。同組合が出荷する長芋は、年々最高品質である特秀の割合が増えてきており、組合全体で高品質な長芋栽培を追求しています。近年は贈答用から個人用のバラ売りでの販売を強化。バラ売りはJA農産物直売所「こらんしょ市二本松店」や地元の直売所での販売を予定しています。
29日には、贈答用の箱詰めが行われました。贈答用には5kgと3kgの2種類の出荷規格を設け、長芋の間に敷きわらを敷いて丁寧に箱詰めしました。
伊藤善春組合長は「当組合では、食べておいしい長芋づくりに努めている。今後も品質の向上を目指して生産していくので、ぜひ買って食べてほしい」とPRします。同組合では、今後長芋の6次化商品の販売も検討し、付加価値をあげる取り組みも行っていく予定です。