当JA福島地区ぶどう専門部会の2024年度のブドウ販売金額が前年度比104%で過去最高の1億9000万円となりました。27日、福島市のウエディングエルティで開いた福島地区ぶどう専門部会ぶどう栽培販売反省会で発表しました。
販売数量は150㌧(前年度比110%)、販売単価は1225円(同95%)でした。
本年度は、認知度が拡大しているシャインマスカットの出荷量増加や、ここ数年で新規に作付けしたブドウが収穫できる成木となり安定した出荷になったことが過去最高額につながりました。
JA独自の新規就農者支援「のれん分け方式」で新規就農のブドウ生産者も増えており、今後のブドウ栽培も期待されます。
栽培販売反省会には、部会員や市場関係者、JA役職員ら26人が出席。販売経過や販売実績などを確認しました。
伊藤隆志部会長は「猛暑という厳しい環境の中でのブドウ栽培だったが、今年の反省点を踏まえ、今後の課題も見えてきた。栽培技術を向上して来年も頑張ろう」とあいさつ。同地区の伊藤壮一役員代表は「反省会は市場関係者と意見を交換できる貴重な機会。来年に向けて準備していこう」と話しました。